天野塗装
上塗り塗料の曝露結果

 外壁上塗り塗料の耐候性別の種類

 現在のところメンテナンスフリーと思われる塗料はございません。
 塗りあがった日から少しずつ傷み始めるというのが事実です。
 それを少しでも長持ちさせる様に最善を尽くしております。

 アクリルからフッ素まで樹脂によって耐候性別に分けましたが、その樹脂量により
 全て当てはまる訳ではありませんのでご了承ください。
 場合によってはシリコンよりウレタンの方が耐候性が良いとか、ウレタンよりもアクリルの方が
 耐候性が良い場合などもあります。
 その他膜厚等にも影響されますのであくまでも目安としてご覧ください。

職人である私の実績・日本塗装交流会で知り合った仲間の実績とカタログのデータを見比べ本物の塗料をお客様にご紹介致しております。

塗料の種類
概要
紫外線の強い南面で
僅かに艶びけ・変色等の変化が
みられるであろうと思われる時期
太鼓判はどれ?
合成樹脂調合ペイント
(SOP)
一般的
安価で扱いやすいが
性能に不満
1年〜1年半
確認済み
アクリル樹脂塗料
一般的
安価で扱いやすいが
性能に不満
2年〜2年半
確認済み
ウレタン樹脂塗料

高光沢 高耐候性
(水性ウレタン〜
自動車補修用ウレタン
まで種類が豊富)

3年半〜6年(種類による)
ウレタン樹脂塗料は種類が多く
ピンからキリまであります。
確認済み!
シリコン樹脂塗料
汚れにくく、
非常に耐候性に
優れている
(シリコン樹脂の多い
ものは無機質になる)
4年〜10年(種類による)
各メーカーの考え方により
値段・性能にばらつきがあるようです。
太鼓判あり!
(シリコンの含有量によって全く違います。)
確認済み!
フッ素樹脂塗料
超耐候性 架橋鉄塔などに有効

使ったことが無いので はっきり
解りません
私は住宅には今のところ
その他の部位がついていかず
オーバークオリティーだと思います


上記はメーカー仕様通りに塗装した場合です。
(塗装時にしっかり膜厚を付けておくことが条件です)
塗替え時期は変化がみられ始める時期の2倍位と考えていただければ良いかと思います。

※変化がみられ始めるこの時期に一度洗浄等をすれば元どおりになると思います。

※色等により変化がみられ始める時期が、当てはまらない場合がありますのでご了承ください。

 

塗料メーカー様・同業者様がこのページを見られて誤りであると思われた場合

お知らせくだされば幸いです。ご指摘は喜んでお待ちしております。

 

各塗料・塗装仕様により塗装条件が変わりますので臭気・養生等の問題で、
ご相談・ご理解をいただかなければならない場合があります。

 

☆ 建物の塗装部分は壁だけではありません。
  その他 雨戸 樋 庇 木部 屋根(カラーベスト)等、
  同じように塗装することをお薦めいたします。

 


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