天野塗装 鉄部の塗装 

金属を塗装せずに使うことはまずないと言ってよいでしょう。
鉄の箱を観察すれば、折れ曲がった角から錆びが始まることが分かります。
鉄の扉でも柵でも、複雑に加工されている部分から錆びてきます。
もし、熔接がしてあれば、そこが腐食する要注意部分です。
一般的に加工された金属が素のままで使われることはまれで、メッキしたり塗装したりされています。
加工と錆びの関係は切っても切れない重要な関係がありますが、いかにして錆びない塗装をするかについて
考えながら塗装をしております。
尚、一旦錆びてしまった鉄はそのままにしておいては錆びが広がる一方です。
出来るだけ錆びを取り去ってから錆び止め塗料を塗装することが、重要です。

 

ベランダ鉄骨塗装前

平成6年2月に建物全体を塗装しました。
テラス鉄骨はサンドペーパーにて研磨後、
シアナミド防錆材を1回塗った後、
合成樹脂調合ペイントを1回塗りました。

シアナミド防錆材:速乾シアナミドトアボウセイ(トウペ)
合成樹脂調合ペイント:スーパーホルス(関西ペイント)

   
ベランダ鉄骨アップ
錆びがでてかなり酷い状態です。
   
ベランダ鉄骨ケレン中
ディスクサンダーで錆び、旧塗膜の浮いた所を削り落とします。
サンダーの入らない所はサンドペーパーにて研磨。
   
ベランダ鉄骨錆止塗料塗付後
防錆材塗装(下塗り)
2液型エポキシ防錆材塗布
   
ベランダ鉄骨中塗り終了
中塗り
2液型アクリルウレタン塗料
   
ベランダ鉄骨上塗中
上塗り
2液型アクリルウレタン塗料
   
ベランダ鉄骨塗り替え完了
完成!!

 

鉄部の塗装はやはり錆び落としが一番大切です。
電動サンダーでしっかり錆びを落としてからエポキシ防錆材等を塗り上塗りウレタン樹脂塗料等で膜厚を付けることが大切です。

 


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