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カラーベストコロニアル等のスレート瓦の塗装の劣化はスレート瓦の宿命ともいえます。 カラーベストコロニアルを製造しているメーカー(クボタ)では、1995年以降の製品からは 独自のドライ製法で生産するため、塗装には自信を持っていると、言っていますが、 私の見解では瓦の表面に施した塗装は、住宅の寿命よりは短いため、少しずつ退色していくのは さけられないと思います。 そして、色落ちは塗装の劣化によるもので、スレート瓦の機能を落すものでは無いとも言われていますが、 10年・20年後には再塗装が必要だと思います。 |
高圧水洗浄です。 屋根の塗装では高圧水洗浄をしっかり、やらないと剥げるというトラブルが起きます。 塗ってしまえば見えなくなる工程ですが、後でやり直しがききませんし、やり直したとしても 綺麗にはもどませんので、しっかりやっておきます。 |
トタン製の棟に打ってある釘が抜けて来たりしているので、新たに釘を打ち直します。
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写真の上の方に見える白い釘が新たに打った釘です。 |
塗料の密着を良くするためトタンにサンドペーパーで目荒しします。 |
トタン部分に塗る2液型のエポキシ錆び止めです。 |
棟部分の錆び止め塗装をしたところです。 |
屋根と樋の間にあるトタンを唐草というのですが、ここは下からは見えないのですが、 錆びやすいところですので錆止塗料を塗っておきます。 |
スレート屋根に塗るシーラーとかプライマーと呼ばれるものです。 今回は2液型のエポキシプライマーを使用します。 |
プライマーを塗布したところです。 |
上塗り1回目です。 |
上塗り2回目を塗装しているところです。 |
カラーベストコロニアルを塗装すると一枚一枚がくっ付いてしまい、雨が降った時に小さい隙間から 雨を吸い上げてしまう可能性がありますので縁切りと言う作業をします。 |
仕上がりです。 |
唐草部分の仕上がりです。 |
屋根は大変条件が厳しいところです。耐候性の良い塗料と正しい塗装方法で塗装することが必須です。 |