窯業系サイディング外壁

２００２/２/８（金）

■上塗り■
今回は主剤と硬化剤を５：１で配合する
２液型塗料を使用したのですが、
２液型塗料はローラー・刷毛等の洗浄や
はかりで計量しなければならない（塗料によって
当店の使用している塗料だけでも、主材と硬化剤の
配合比率が２：１／４：１／９：１／５：１／
１５：１と違いがあります）ので扱いずらいなどと
聞くことが多いのですが、一般的には塗膜の性能は
２液型塗料の方が良いとされております。
（ただし、塗料の種類・グレードなどにより、
２液型塗料ならば１液型塗料や水性塗料よりも
良いとも限らず、その商品体系はかなり複雑に
なっているのが現状です。そこでどの塗料が良いのか
と言う選択は実際に塗ってみて、暴露結果を検証する　
のが一番と考えております。）

■上塗り１回目続き／２回目■

雨樋の塗装

樋は銅製以外の物は通常塩ビでできており、お客様から剥がれるのでは？と聞かれることがあります。
当店ではこれまで塩ビ製の樋には弱溶剤ウレタンで塗装してきたのですが、剥がれたことはございません。
しかし、最近では剥がれの問題では無く、日が良く当たる場所にある樋は色焼けが激しいことから
密着／耐候性の面からも強溶剤ウレタンを塗装しております。

弱溶剤ウレタンとか強溶剤ウレタンとか言う言葉が出てきて何それ。と思われる方も見えるかと思いますので
ここで少しご説明をさせていただきます。

■塗料の種類には大きく分けて以下のものがあります。

そして樹脂の種類には大きく分けて以下のものがあります。

水性／弱溶剤／強溶剤全ての塗料の種類にそれぞれの樹脂があるのですが、
どれが一番良い塗料かと言う御質問をお受けすることがあるのですが、
値段・塗る素材・環境条件（臭いなどの問題から）などにより全国の方全てにこの塗料が良いとは
言えないのです。

■次は樋／端隠し／補修等です。