私の考える外壁塗装の10年基準
● 10年ほど前、あるお宅を塗り替えさせていただいたときのことです。
ところが、そのお宅は塗装後約2年で、なんと!アルミサイディングに張り替えてしまったのです・・・ この事がきっかけとなって「このままでいいのだろうか?」と私は悩み、20年前と同じ材料で同じ仕事をしている自分の仕事に危機感をおぼえ始めました。 塗装というのはこんな物ではない!
ペンキ「合成樹脂調合ペイント」を塗ってアルミサイディングよりも安いのは当たり前です。 |
そこで私はお客様からよく尋ねられる「これで10年位大丈夫ですよね?」に対して |
その結果考え方は3つになりました。
【1】10年経っても昨日塗ったようにピカピカで綺麗な塗装をする。
【2】合成樹脂調合ペイントやアクリルで仕上げて、2年〜4年で艶引けした後8年位我慢してもらう。
【3】ウレタンやシリコンで仕上げて5年〜7年は余り変化無く、その後徐々にいたみが目立ちだし
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外壁を8年〜10年で塗り替えるのは早過ぎるとお考えの方へ
自動車・飛行機・鉄塔・電車・架橋などには大変良い塗装が施してありますが、いずれ塗り替えが必要です。
例えば良質な塗装がしてある自動車でさえもも10年位の間ワックスがけ、洗車等を一切せずに雨ざらしにしておけば色も褪せますし、チョーキング(手で触ると塗装の劣化した粉が手に付く現象)も起きますし、錆びも出ます。 (知識不足やいい加減な塗装仕様では1,2年で変化がおきる) それに8年〜10年ごとにお金がかかるということも事実ですが、色を変えて建物のイメージチェンジができるというのも事実です。
これが塗装が最も得意とする保護と美観の性質です。 傷む前に塗装で建物の美観の維持と保護をしましょう。 |